リンのハワイ出産日記

日本在住の中国人嫁が日本人夫と力を合わせてハワイで出産するまでの記録

アラモアナで灯籠流し

リンの夫です。

2017年は5/29がmemorial day(戦没者を追悼する日)でアメリカでは祭日です。そのmemorial dayに合わせて毎年アラモアナで開催されているイベントLantern Floating(灯籠流し)に行ってきました。

当日朝の10時から先着順で7,000個、会場近くのテントで灯籠を無料配布するということで、ハワイの人たちはそんなに並ばないだろうとタカをくくって10時過ぎに行ったのですが既に長蛇の列。日当たりの良い公園で列をなして一時間ほど待ち、ようやく灯籠をゲットしました。

イベント自体は18時半からということで18時ごろ行ったのですがこれまたビーチには大勢の人が。嘘か誠か5万人集まるイベントとのこと。見渡すと皆BBQやスナックなど食べ物の準備万端。テントが沢山あったので日本のお祭り的なイメージで食べ物を買える出店があるかと思ったのですが、そこにあるテントはスタッフの待機場所などで出店は全く無かったです。

やがてイベントが始まりました。ステージで和太鼓パフォーマンスやフラダンスの出し物があり、日本の真如苑という仏教団体(?)主催ということでそこの偉い人らしきお婆ちゃんのスピーチがあり、そして灯籠を海に流しました。砂浜からザブザブ海に入っていって膝〜腰くらいの深さの所から流すので、濡れてもいい格好必須です。

和太鼓パフォーマンスがやたら格好良かったり、モニターの映像や音楽とお坊さんたちの登場が合わせて演出されていたり、腰まで海に浸かって眺める夕闇の中を灯籠が流れていく光景はかなり感動的だったり、イベント全体がショーとしてしっかり作られていました。ただアメリカの人々の大半はキリスト教だろうに多分にエスニックで宗教的なこのイベントに参加するというのはどういう心境なんだろうと不思議な感じがしました。

 

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